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AD-Visor® NEXTとADFlow™が連携 広告メニュー情報管理とレギュレーションチェックを手早く簡単に

2012.7.17
Adflow

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:矢嶋弘毅、以下 DAC)は、株式会社クリエイターズマッチ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:呉京樹、以下 CM)と共同で、DACが運営するインターネット広告メディアプランニングシステム「AD-Visor® NEXT」(※1)と、CMが運営するバナー発注・入稿管理システム「ADFlow™」(※2)の連携を実現しました。
これにより、「AD-Visor® NEXT」が持つ日本最大級の広告メニューデータを「ADFlow™」で利用可能となる新機能「AD-Visor® NEXT連携エディション」として提供開始することとなりましたので、お知らせいたします。

データ連携の背景

広告会社と制作会社は、原稿規定に沿った広告クリエイティブを制作するために、掲載する媒体(Webサイト等)に関する最新の広告メニューデータを常に確認する必要があります。
しかし、インターネット広告では膨大な種類の広告メニューが流通しており、また、原稿サイズやファイル容量などの広告仕様(原稿規定)が頻繁かつ不定期に更新されるため、最新の掲載ルールに沿った広告クリエイティブを作成し、入稿することは非常に手間がかかる状況にありました。
そのような広告制作現場での課題に対して、今回、DACの「AD-Visor® NEXT」で管理されている広告メニューデータを、CMの「ADFlow™」へ自動データ連携することにより、広告クリエイティブの制作途中で媒体社の原稿規定を逐一参照することなく、レギュレーションチェック(原稿規定との自動付き合わせ)を可能とする機能を実現しました。

広告メニューデータを利用した新機能の特長

「AD-Visor® NEXT」にはDACが販売する15,000もの広告メニューデータが蓄積されており、国内で流通しているほぼすべての媒体をカバーしているため、新機能「AD-Visor® NEXT連携エディション」により、「ADFlow™」上で最新の原稿規定どおりの広告クリエイティブをより簡単に、かつ正確に制作することが可能となります。これにより、都度発生していた各媒体の広告メニュー情報(原稿規定)の確認作業を大幅に軽減することができます。

新機能「AD-Visor® NEXT連携エディション」の特長は以下の通りです。

  1. マスタ(媒体・広告メニュー)メンテナンスが不要

    「ADFlow™」で制作案件をオーダーする時に「AD-Visor® NEXT」の保有する媒体・広告メニューデータを検索することができます。制作発注者自身で広告メニューの管理をしなくても、Yahoo! JapanやMSNをはじめとする豊富な媒体情報の中から任意に広告メニューを選択し、「ADFlow™」で制作オーダーができるようになります。また、媒体・広告メニュー情報はDACによって最新の状態となるよう、日々更新されており、この情報が「ADFlow™」でも利用可能となります。

  2. 制作時のレギュレーションチェックが可能

    制作オーダー時に選択した「AD-Visor® NEXT」の広告メニューデータを用いて、「ADFlow™」上で広告クリエイティブのレギュレーションチェックが可能になります。
    広告会社はこの機能を利用することで、これまで人手で行っていた広告クリエイティブのレギュレーションチェック作業を、「ADFlow™」の画面上で簡単に行うことができます。(制作会社はレギュレーションチェック結果の閲覧のみ可能)
    現状、媒体社やメディアレップに入稿される広告クリエイティブのうち、約3割が原稿規定違反で差し戻し(DAC調べ)となっていますが、これを制作の段階で抑止することで、制作進行管理と入稿作業を効率化し、掲載遅延等のリスク軽減を図ります。

今後の展開

「ADFlow™」は今後、DACの提供する広告進行管理プラットフォーム「AD-Runner」(※3)との連携を予定しています。これにより、申込から入稿、バナー制作、レポートにいたるまでのインターネット広告に伴う一連の業務を、一元的にシステム管理することが可能になります。また、昨今の第三者配信のニーズの高まりを踏まえて、DACの次世代型第三者広告配信プラットフォーム「i-Effect®」(※4)との連携も予定しています。DACとCMは、これらの連携を通して、クリエイティブ×テクノロジーの領域で協業を推進し、インターネット広告市場の発展に貢献してまいります。

(※1)「AD-Visor® NEXT」は大手総合広告会社をはじめとする70社以上の広告会社への導入実績をもつ、業界標準のプランニングシステムとなっております。また、DACは「AD-Visor® NEXT」に関して以下の2つの特許を取得しております。
・特許番号4199434号
広告メニューに関するデータベースとDACが蓄積してきた過去の出稿実績から広告出稿を分析・評価するシステム
・特許番号4362117号
1.広告素材であるFLASHについて、媒体毎に異なるレギュレーションの検査を可能な限り自動的かつ正確に実施するFLASH解析技術
2.インターネット広告枠やモバイル広告枠を提供する媒体社とDACとの情報交換をより正確により迅速に行うことを目的としたメディアデータベースのビジネスモデル

(※2)「ADFlow™」に関する情報はこちら

(※3)「AD-Runner」は広告出稿進行管理のための SaaS型プラットフォームです。煩雑なインターネット広告の業務フローを整理し、案件を一元管理することが可能となります。

(※4) 「i-Effect®」はユーザーのネット行動履歴や嗜好に基づいて、バナー広告クリエイティブやキャンペーンページの自動生成・最適化配信を行う、広告主・広告会社向けの次世代型広告配信プラットフォーム(3PAS : 3rd Party Ad Serving)です。
参考 http://www.dac.co.jp/Contents/pdf/press/201110_i-Effect.pdf

本件に関するお問い合わせ先

担当:デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社 戦略統括本部 広報担当
電話: 03-5449-6300
メール:adflow-sales@dac.co.jp

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社

代表者:代表取締役社長 矢嶋 弘毅
所在地:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 YGP タワー33F
設立:1996年12月
業務内容:インターネットメディアレップ事業、アド・テクノロジー事業等

株式会社クリエイターズマッチ

代表者:代表取締役 呉 京樹(ご けいじゅ)
所在地:東京都渋谷区広尾5-23-6 長谷部第10ビル4F(東京本社)
設立:2007年8月1日
資本金:146,000,009円(2015年5月1日現在)
業務内容:AD制作事業、ASPサービス事業、地域活性・教育事業
URL:http://www.c-m.co.jp/